美容師が提案する、本当に綺麗な髪をつくるためにするべきホームケア
2017/04/13
女性の永遠の憧れでもある、”綺麗な髪の毛”。
綺麗な髪づくりは美容室でのお手入れはもちろんですが、ご自宅でのお手入れも非常に重要です。あなたの髪の毛は、毎日あなたが触れるからです。美容師のぼくはあなたの髪の毛に1〜2ヶ月に一度しか触れることができません。
毎日、自分の髪の毛に触れることのできるあなたにしかできないことが、本当に綺麗な髪づくりにかかせないことなのです。
今回からは美容師のぼくが、ホームケアについての具体的な手段、重要性について説明してゆきます。
出典:http-josei-bigaku.jpbeautyadegami3682
本当に綺麗な髪づくりをする為に、、、。
こんにちわ。南青山ヘアーサロン muguet の今村です。いよいよ今年の冬も本格的に寒くなってきましたね。冬といえば乾燥の季節。乾燥のといえばお肌にもそうですが、髪の毛の最大の敵とも言えます。
本当に綺麗な髪づくりをするためにはまず、綺麗な髪の逆、つまり”傷んだ髪”になってしまう原因も知っておくべきです。傷む原因をなるべく少なくする。これがまず綺麗な髪づくりの第一歩です。
そして、本当に綺麗な髪というものがどのようなものなのかをなるべくわかりやすく説明してゆきます。
傷んだ髪の特徴
傷んでいる髪の毛は、まず見た目もあまり良くはありません。そして触り心地も当然よくありません。あなたの大切な髪の毛を、傷んだ髪にしてしまうのはなんだか寂しいですね。わかりやすく傷んだ髪の毛の状態を具体的にあげてゆきます。
- 艶がない
- パサついてみえる
- 毛先にまとまりがない
- ヘアカラーが抜けて、黄色っぽくみえる
- 手ぐしが通らない
- ヘアースタイルがきまらない(セットしづらい)
- 静電気が発生しやすい
他にも例えば、「ほこりやゴミがついている」的なことも考えられますが、ほこりやゴミがついている方を発見したら、ちゃんと教えてあげたり、とってあげましょう笑 かわいそうじゃないですか!
失礼しました。上記7項目がおおまかなイメージかと思います。要は上のリストの逆の状態の人は、
“本当に綺麗な髪の毛をつくる土台ができている”
ということになります。
出典:earthsdaughter.com
綺麗な髪の特徴
挙げるまでもないとは思いますが、
- 艶やか
- 潤いを感じる
- まとまりがある
- 綺麗な色
- 触りたくなるようなサラサラ感
- セットが楽
- 静電気がおきづらい
他にも「シャンプーのいい香りがする」的な女子の憧れ要素等もあるかと思いますが、いい香りがするからといって近づきすぎてはいけません。男性の方だと犯罪に繋がる可能性もあります笑
失礼しました笑 要は、傷んだ髪の逆の状態ですね。でもこれだけだと正直、
ぼくだけでもできます。
本当に綺麗な髪づくりをするには、、、。
美容室に行けば、丁寧にカットしてもらい傷んだ毛先がなくなり、フィットするヘアカラーを選択し退色感もなくなります。サロントリートメントも豊富に存在し、ツルツルサラサラの質感に仕上げることも簡単です。つまり、ぼくだけでも綺麗な髪の毛は創れます。
しかし、2ヶ月後にはではどうでしょう?
2ヶ月後の、「そろそろ美容室にでも行こうかな?」と感じるあたりには、いや感じる原因として、目で見て触れるられる距離にあるあなたの髪の毛のコンディション落ちてきているからだと思います。
ぼくとしては、なるべくスタイルのシルエットを長持ちさせることや、髪の毛一本一本の状態を良くすること、色落ちしづらいカラーレシピやスケジュールに命をかけてはいますが、それは土台づくりであって、”本当の綺麗な髪づくり”にはあなたの協力も必要なのです。
あなたにしかできないホームケア
「あなたの協力も必要なんて、急にふられても、、、。そもそも美容室に頻繁に通えば綺麗を維持できるからいいわ。」的な意見もありますね。ごもっともです。
しかしぼくが提案したいことは、”本当の綺麗な髪づくり“です。人によっては、別セクションの話なのかもしれませんが、ぼくは綺麗の一歩上の、ワンランク上の、本当の綺麗の話だと思っています。
そして、その為にはホームケアがかかせません。しつこくなりますが、ぼくよりも多くの機会、長い時間、髪の毛に触れることができる人にしかホームケアができないからです。
次回からは、具体的に”本当に綺麗な髪“とはどういった状態か?またそれをつくる為にはどんなことが重要かを説明してゆきたいと思います。
お楽しみに。
※次のお話→”本当に綺麗な髪とは?”
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南青山ヘアーサロン muguet ディレクター
今村 祥平(イマムラ ショウヘイ)
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