美容師とは(おしゃべり編)
2017/04/13
ちょっとしつこいようなのですが、前回のエントリに番号なしリストで
- 髪を切るひと
- 髪を染めるひと
- パーマかけてくれるひと
- シャンプーしてくれるひと
- 髪の毛を綺麗ににしてくれる
- 髪の毛のセットアップとかもしてくれる
- たまにマッサージもしてくれる
- なんかおしゃべりしてくる
- いらんことまで聞いてくる
- 何考えているかわからない
- なんだかよくわからないけどおしゃれ?
- チャラい
こんな感じで書いたのですが、せっかくなので技術項目七項以外の、下の五項目(赤いやつ)についても少し柔らかい雰囲気でお伝えしてゆきたいと思っております。
※前回のお話はこちら→“美容師とは”
なんかおしゃべりしてくる
美容師の今村です。話が長くわかりづらいと定評があります。
皆様、美容室に行くと「担当者」っていう方に会いますよね。要はその日、美容室に行ったときのあなたの髪の毛をメニュー内で全て管理してくれるプロデューサー的な存在ですね(偉そう)。まあそんな大それた言い方じゃなくても良いのですが、皆様にもお気に入りの美容室、美容師さん、いるかと思います。(もしいらっしゃらない方は是非今村まで→LINE@)その方とサロンにいる間、もちろん何かしゃべりますよね?さ、最低でも一言くらい。、、、あ、挨拶とか、、、。正直ちょっと緊張しませんか?なんとなく笑
ちなみに、はじめて行く美容室はとても緊張しますよね!ぼくもそうでした!あれは高校二年生の頃、初めて行った南青山の美容室の事は今でも忘れません。
「場違いなんじゃないのか?」「服装がダサくて笑われやしないか?」
と多感なあの頃のぼくはネガティヴイメージを勝手に膨らませ、顔面蒼白で降りたことのない表参道駅で下車をし、遅刻しないようにと予約時間の45分くらい前にはもうサロンの前に着いてしまっておりました。40分くらいただ付近をウロウロしてはビクビクし、息の詰まりそうな散策をこなして時間をつぶしました。
実際そこでお会いした有名美容師のOさんは非常に物腰の柔らかくおおらかな雰囲気の方で、先ほどのぼくの先走った思い込みなども思い違いで終わり(思い違いであってほしい)、周りのスタッフの方々も素敵な笑顔で本当に優しく接してくれて、こわばり過ぎていた田舎者のぼくの緊張も少しほぐれました。その節は本当にどうも有難うございました。
コミュニケーションは笑顔で
と、やけに長い思い出話はこのくらいにして、実際に今はぼくも南青山で働く、いち美容師です。はじめてお会いさせていただくお客様には、あの頃の気持ちを忘れずにと日々思いながら「はじめまして。今村です。」とご挨拶させていただいております。正直、美容師になって10年以上過ぎた今でも、はじめての方にお会いするときは少なからず緊張しています。美容師も緊張しているときはあるのです。
緊張をほぐすには?正確にはどうされたらほぐされるか?ですよね!ぼくはあの頃の自分を思い出し、
それは”コミュニケーション“である。
と思っています。もちろん「今日はどうされますか?」的なカウンセリングコミュニケーションもその一つですが、それだけだとなんだか最低限度の情報交換なだけがしてしまって、、、。やはりカウンセリングの前でも後でも一言二言、髪の毛の事とは関係ないコミュニケーションをする事で、ほんの少しでも心が柔らかくなるのが人間の機微といいますか、、、あ!緊張を解きほぐすコミュニケーションはやはり笑顔で行わなければ!効果半減ですよね!ぼくはあまり笑顔が得意ではないのですが、いかんせんフェイスがあまりソフトな感じではないので笑、
笑顔は必須です!
笑顔でコミュニケーションとってるとほらもう!
はたからみたらただのおしゃべりにしかみえないじゃないですかー(^ o ^)
、、、。
真面目に書いててぶち壊してしまってすみません。プロットもなく無心に書きなぐるとこのような記事になってしまうのですね。でも楽しかったです。(自己満足)
さて次回は「いらんことまで聞いてくる」です。お楽しみに。すみませんでした。
※次のおはなしです→“美容師とは(空気を読む編)”
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この記事を書いた人
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南青山ヘアーサロン muguet ディレクター
今村 祥平(イマムラ ショウヘイ)
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